研究課題
基盤研究(C)
本研究の課題は教師の「熟練性」を「二重の応答性」に着目し、その発達の過程をライフヒストリーインタビューをもとに明らかにすることである。初任期の教師の場合、指導事項を効率的に教えないといけないこと、学習者の理解や学習のプロセスの理解が困難なことから、教えたことに対する学習者の反応への教師の反応に稚拙さが見られる。的確な反応ができないばかりか、反応そのものができない、という事態も見られた。これに対し、中堅、熟練期の教師は、1時間に教える事項への認知だけではなく、単元、カリキュラムへと認知が広がり、一方で学習者、学習過程への理解が深まる。「二重の応答性」もタイミング、その内容も的確さを増していく。
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三重大学教育学部研究紀要
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三重大学高等教育研究
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鈴鹿医療科学大学紀要
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三重大学教育学部附属教育実践総合センター紀要
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