研究課題/領域番号 |
26381049
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
楊 奕 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (60580751)
|
研究協力者 |
辻本 雅史
労 凱声
樊 秀麗
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 美 / 美育 / 国民形成 / 道徳教育 / 中国近代芸術教育 / 東京美術学校中国人留学生 / 蔡元培 / 中国美育運動 / 国民形成と道徳教育 / 中国近代美術教育 / 中国近代化 / 中国人芸術留学生 / 中国近代知識人 / 中国の伝統 / メディア / 中国人留学生 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は美による国民形成と道徳再建の可能性を、美を重んじる中国教育史を踏まえて改めて追究するところにある。 中国は清末以後の近代化に伴い、美および美育による国民道徳向上の思想とその実践があった。本研究は、20世紀初頭に「美育救国」を提出した元北京大学総長蔡元培の理論と実践にあてて、美の理念とその教育のあり方をいかに社会全体に浸透させたのかを明らかにした。一方、「美育救国」という方針の下で、当時多くの留学生が芸術を学ぶために日本にやってきた。日本で学んだ留学生たちの実態、そして彼らが帰国後の教育活動を通して、中国近代芸術教育の構築に貢献した留学生たちの姿を浮き彫りにすることができた。
|