研究課題/領域番号 |
26381100
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
遠藤 野ゆり 法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (20550932)
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研究分担者 |
大塚 類 青山学院大学, 教育人間科学部, 准教授 (20635867)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 発達障害 / 視線恐怖 / 対人関係の困難 / 見えない生きづらさ / 主体的参画 / 共同体的意識形成 / ハンディキャップへの支援 / 継続的な支援 / 支援者の自由 / 社会適応 / 共同的意識 / 児童養護施設 / 低学力 / 支援困難校 / 若者 / 恋愛不全 / 複合的困難 / 移民・外国籍 / 不登校 / 貧困 / 事例研究 / 現象学 |
研究成果の概要 |
本研究では、発達障害や貧困等々の困難を複合的に抱える子どもの「他者と共同的に生きているという実感のもてなさ」に焦点をあて、困難の内実と必要としている支援を明らかにしようとした。その結果、①困難が複雑に絡まることにより多面的な支援が必要だが日本の学校は十分にその機能をもちえないこと、②困難が複合的なゆえに周囲に理解されにくく「見えない生きづらさ」として学齢期以降も困難が続くことが明らかになった。また支援においては、③共感的で継続的なかかわりが基本となること、④支援側の活動に参画してもらうことが共同的な意識形成に有用であることが明らかになった。
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