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誤解事例を通して保護者―保育者間のコミュニケーション改善をめざす研究

研究課題

研究課題/領域番号 26381112
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関京都文教短期大学

研究代表者

張 貞京  京都文教短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (50551975)

研究分担者 真下 知子  京都文教短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (80551978)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード保育者 / 保護者 / コミュニケーション / 誤解 / 研修プログラム / 改善 / 事例 / 経験年数 / 誤解事例 / インタビュー / フリー保育士 / ミスコミュニケーション / 個別インタビュー / コミュニケーション改善
研究成果の概要

誤解は対人コミュニケーションにおいてトラブルの原因となることが少なくないため、対人職種の保育場面において発生した誤解事例の原因とプロセス、解決策を学ぶことで、これから発生しうるコミュニケーション上のトラブルを減らすことが期待できる。本研究では、保護者と保育者間において発生した誤解事例を収集し、コミュニケーションスキルを高める研修プログラム開発に取り組んだ。対象となった保育者の半数が保護者に誤解された体験をしており、保護者対象の調査は、保育者対象の調査結果を支持するものであり、保護者も保育者に誤解される体験をしていた。若手対象の研修では、誤解発生の要因を客観的な視点で捉えることが可能であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

保護者と保育者間において発生する誤解事例を通してコミュニケーション改善を目指した研究である。保育者による保護者支援が責務として位置づけられており、日々の保育の中で良好な関係構築と維持を図るために、誤解のような失敗例から学ぶ研修プログラムの開発に取り組んだ。誤解体験をした保育者が保護者対応に経験からの学びを活かしていることは明らかであったが、若手保育者や保育者養成校の学生にとって保護者対応は不安を抱くものである。収集した事例から作られた研修プログラムを活用し、保護者とのコミュニケーションを客観的な視点で捉え、修正活用できることが期待できる。

報告書

(7件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (16件)

すべて 2020 2019 2018 2017 2016 2015 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うちオープンアクセス 4件) 学会発表 (9件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 保護者ー保育者間のコミュニケーションに関する保育者の語り2019

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 雑誌名

      京都文教短期大学 研究紀要

      巻: 57 ページ: 13-21

    • NAID

      120006561158

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 保護者からみた保育者との誤解体験2018

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 雑誌名

      京都文教短期大学 研究紀要

      巻: 56 ページ: 45-54

    • NAID

      120006409031

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 障害児保育にかかわる保護者と保育者の誤解ー「気になる子ども」から障害を診断された子どもまでー2017

    • 著者名/発表者名
      張 貞京
    • 雑誌名

      京都文教短期大学 研究紀要

      巻: 55 ページ: 71-81

    • NAID

      40021146252

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 保護者ー保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集2016

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 雑誌名

      京都文教短期大学 研究紀要

      巻: 54 ページ: 47-57

    • NAID

      40020755866

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 保育者-保護者間の誤解に関する基礎調査2015

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 雑誌名

      京都文教短期大学 研究紀要

      巻: 53 ページ: 55-66

    • NAID

      110009889184

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 保護者-保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集Ⅴ2020

    • 著者名/発表者名
      張 貞京
    • 学会等名
      日本保育学会第73回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 保育者の語りにみる保護者との誤解体験2019

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下 知子
    • 学会等名
      日本発達心理学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 保護者ー保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集Ⅳ2019

    • 著者名/発表者名
      張 貞京
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 保護者ー保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集Ⅲ2018

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本保育学会 第71回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 保護者からみた保育者との誤解体験2017

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第28回大会
    • 発表場所
      広島国際会議場(広島県・広島市)
    • 年月日
      2017-03-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 保護者ー保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集Ⅱ―保育者が誤解した例を通して―2016

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本保育学会第69回大会
    • 発表場所
      東京学芸大学(東京都小金井市)
    • 年月日
      2016-05-08
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] 保育者は保護者との誤解経験を保育にどう活かしているか2016

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第27回大会
    • 発表場所
      北海道大学(北海道札幌市)
    • 年月日
      2016-04-30
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] 保護者ー保育者間のコミュニケーションにおける誤解事例の収集2015

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 発表場所
      椙山女学園大学(愛知県名古屋市)
    • 年月日
      2015-05-09
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [学会発表] 保育者ー保護者間の誤解事例にみるコミュニケーションのズレ2015

    • 著者名/発表者名
      張 貞京・真下知子
    • 学会等名
      日本発達心理学会
    • 発表場所
      東京大学 本郷キャンパス(東京都文京区)
    • 年月日
      2015-03-20
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [図書] 保育者のためのコミュニケーション・ワークブック2018

    • 著者名/発表者名
      千古 利恵子、張 貞京、真下 知子、本山 益子
    • 総ページ数
      112
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
    • ISBN
      9784779512735
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [備考] 誤解事例から学ぶ保護者と保育者のコミュニケーション

    • URL

      https://www.yokyo-communication.com/

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2021-02-19  

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