平和教育の現代化に向けたカリキュラム開発についての比較社会学的研究

• 研究課題/領域番号: 26381126
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教育社会学
• 研究機関: 京都教育大学
• 研究代表者: 村上 登司文 京都教育大学, 教育学部, 教授 (50166253)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 平和教育学 / 平和形成 / 中学生の平和意識 / 平和主義的態度 / 戦争体験継承 / 平和教育実践の継承 / 平和教育の現代化 / 自分ごとに / 平和教育 / 平和教育実践 / 現代化 / カリキュラム開発 / 比較社会学 / 平和学習 / 平和意識 / 広島と沖縄 / 戦争体験の伝承

研究成果の概要

平和構築のための平和教育をめざし、広島や沖縄での平和教育実践を基に、過去・現在・未来の平和題材を融合するカリキュラム開発を進めた。中学2年生（1348名）に対する意識調査によれば、過去20年間に渡って中学生は一貫して平和主義的で大きな変化はない。だが、正義の戦争論反対と戦争放棄の考えが弱くなる予兆が示された。戦争を知らない教員向けに平和教育の授業づくりのHPと平和教育学事典のHPを公開した。

研究成果

• [雑誌論文] 平和教育学の展開 (2017)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文
  • 雑誌名: 平和教育シリーズ 巻: 7 ページ: 1-8
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 戦争体験継承が平和意識の形成に及ぼす影響－中学生に対する平和意識調査の時系列的分析－ (2017)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文
  • 雑誌名: 広島平和科学 巻: 38 ページ: 15-39
  • NAID: 120006221790
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 他人ごとではなく自分ごととして戦争体験を継承 (2017)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文
  • 雑誌名: グローブ 巻: 88 ページ: 16-17
• [雑誌論文] 沖縄の平和教育－平和教育の現代化への課題－ (2016)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文、井上力省、長岡文音、増田友紀
  • 雑誌名: 教育実践研究紀要 巻: 16 ページ: 107-116
  • NAID: 120006424088
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Peace Education in Okinawa, Japan: The Role of Peace Museums (2014)
  • 著者名/発表者名: Toshifumi Murakami
  • 雑誌名: The 8th International Conference of Museumse for Peace 巻: 0 ページ: 329-339
• [学会発表] 平和教育学の展開 (2016)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文
  • 学会等名: 平和教育学フォーラム関東
  • 発表場所: 東京女子大学
• [学会発表] Development of Peace Education in Japanese Schools (2015)
  • 著者名/発表者名: Toshifumi MURAKAMI
  • 学会等名: コスタリカと日本から平和へのアプローチを考えるシンポジウム
  • 発表場所: コスタリカ・ナショナル大学
  • 年月日: 2015-08-31
  • 招待講演
• [学会発表] Peace Education in Okinawa, Japan: The Role of Peace Museums (2014)
  • 著者名/発表者名: Toshifumi Murakami
  • 学会等名: International Network of Museums for Peace
  • 発表場所: Korea
  • 年月日: 2014-09-21
• [図書] 平和教育学事典 (2017)
  • 著者名/発表者名: 平和教育学研究会
  • 総ページ数: 95
  • 出版者: 京都教育大学教育社会学研究室
• [図書] 平和教育の授業づくり：戦争を知らない教師が平和教育をどう行えばよいか (2016)
  • 著者名/発表者名: 村上登司文
  • 総ページ数: 56
  • 出版者: 京都教育大学教育社会学教室
• [備考] 平和教育学事典
  • URL: http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/heiwa_jiten/index.html
• [備考] 平和教育の授業づくりの方法
  • URL: http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/murakami/2016PE/praContents.html