研究課題/領域番号 |
26381149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
鶴ヶ野 しのぶ 電気通信大学, 保健管理センター, 准教授 (10359630)
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研究分担者 |
井上 まり子 帝京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (20508048)
錦谷 まりこ 九州大学, 持続可能な社会のための決断科学センター, 准教授 (40327333)
矢野 栄二 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50114690)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 非正規雇用 / 健康格差 / 健康診断 / ストレス / 主観的健康感 / 女性労働者 / 社会疫学 / 研究開発 / 大学教育 |
研究成果の概要 |
非正規研究者の健康と就労に関する研究を実施した。大学非常勤講師を対象とした調査の結果、非常勤講師のみで収入を得ている研究者では、常勤職を持つ者と比較して主観的健康感や不安・抑うつ状態、および健康診断の受診率が不良で、いずれの指標でも「専業非常勤であること」は有意な健康リスクとして作用していた。また同調査でのアンケートにより、非常勤講師は雇い止めを恐れるために休暇(疾病、産・育休)を取得できないことや、健康診断の対象外となる、疾病や年金等に対して強い不安を自覚している事が確認された。本研究により非正規研究者の健康不良には不安定雇用に基づく低所得やストレスが関与することが明らかとなった。
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