研究課題/領域番号 |
26381163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 日本文理大学 |
研究代表者 |
山岸 治男 日本文理大学, 工学部, 教授 (40136768)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 地域生活慣行 / 集団参加 / 心身の相互関与 / 役割期待 / 役割遂行 / 役割自覚 / 役割の達成・成就感 / 自律性 / 集団参加促進機能 / 慣行の進行過程 / 役割達成感・成就感 / 自律的社会参加 / スクールカウンセラー / 有効活用 / 幼児期体験の聞き取り / 幼少年期の民俗 / 自己役割の自覚 / 社会的発達 |
研究成果の概要 |
本研究は、幼少年期の集団参加体験が感性・社会性・主体性発達の基礎であるという仮説を、教育学、社会学、社会福祉学、民俗学等の視点から検討し、可能な限り臨床的に実証しようとしたものである。方法として保育所の観察、地域子ども行事の観察、中学校教育相談室での参与観察、先行研究の検討、諸学会出席による多様な視点の確保等を継続した。成果は次の通りである。 地域生活慣行には一般に、参加仲間との間に①身体的関与、②社会的関与、③感情の交換が伴う。息遣いを感じ、役割を期待し、結果を歓喜しあう。そこに他者との一体感が生まれ関係調整力を習得するのである。この体験が無い場合、思春期にひきこもりがちになる場合がある。
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