研究課題/領域番号 |
26381195
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
丹藤 博文 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (70523380)
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研究協力者 |
上條 聡 愛知教育大学, 附属名古屋中学校, 教諭
本田 敏倫 豊明市立沓掛中学校, 教諭
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 物語論 / 語り / フランス教科書 / 指導過程 / 読みの教育 / 教材研究 / フランス国語教科書 / 授業分析 / メタレベル |
研究成果の概要 |
2012年中学校国語教科書に「語り」を問う学習課題が初めて登場した。しかし、国語の授業ではいまだに「作者」が問題とされ、「語り」とは何か、なぜ「語り」を用いなければならないのかについては理解されてもいない。テクストの語りを読むことの重要性を確認したうえで、主にジェラール・ジュネットの研究を参照し、指導過程として定式化した。実際の教科書教材を用いて上記の方法に従った教材分析を行い、語り分析の指導過程の有効性について検討した。さらに、それら指導過程によりながら、中学校の教員に実際に授業を行ってもらった。「語り」を問題とすることで、生徒の読みは深まっていったことが明らかとなった。
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