研究課題/領域番号 |
26381206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
猫田 英伸 島根大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (80452598)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スピーキング評価 / スピーキング評価の分析 / オンラインシステムの開発 / 主観的評価の分析 / オンラインシステム / 項目応答理論 / 評定者 / 評価傾向の分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本人英語教員に、自らが持っている内的なスピーキング評価基準について内省を促すためのオンラインシステムを開発した。本システムでは、ユーザである英語教員は、学習者が英語を話しているビデオ映像を視聴しながら、各学習者について語彙・表現の幅、文法的正確さ、流暢さ、および発音の質という4つの尺度(から選択したもの)に基づいて評価を行う。ユーザの評価はオンライン上で多相ラッシュ・モデルを用いて分析され、その後、ユーザに全体的な評価の厳しさ/甘さの傾向とともに、評価項目ごとの評価の厳しさ/甘さが日本人英語教員の一般的な評価傾向からどの程度逸脱しているかを視覚的にフィードバックする仕様とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的意義:2020年度から実施される大学入学共通テストや、2019年度から3年ごとに全国の中学校で実施される外国語科(英語)の全国学力調査において4技能型の試験が導入され(てい)る。これを踏まえ、評価基準などに基づくスピーキングの評価に対する英語教員の意識を高め、自身の評価の妥当性について内省を促すことを目指す。 学術的意義:先行研究からも,評定者の特性によりスピーキングに対する評価の傾向が異なる可能性が示唆されている。本研究が開発したオンライン評価システムを活用することで、多様な評価者による評価データの収集・分析が容易になることは確実であり、今後の研究の発展につながる。
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