研究課題/領域番号 |
26381224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
久保村 里正 文教大学, 教育学部, 教授 (80320951)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 図画工作科 / 美術科 / 共通事項 / 基礎造形 / 造形要素 / ディジタルアーカイブ / 図画工作科教育 / 美術科教育 / ディジタルアーカイヴ |
研究成果の概要 |
1) 〔共通事項〕の教育内容である色・形・イメージなどの造形要素に関わる教育の受容の歴史と現状を調査・考察し、その意義を明らかにした。 2) 児童・生徒が制作した作品のディジタルアーカイブを開発し、作品制作における、「色と形によるイメージの視覚化プロセス」を解明し、類型化を図った。 3) 〔共通事項〕の意義から基礎造形教育法を再構成し、「色と形によるイメージの視覚化プロセス」を考慮した、教員の資質能力に影響を受けにくい「〔共通事項〕の標準的指導法」を開発し、実施と検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「〔共通事項〕の標準的指導法」によって、以下の結果が期待される。1)「イメージの視覚化プロセス」を明らかにしたことによって、〔共通事項〕の位置づけが確定され、美術教育の教科構造が再構築された。2)標準的指導法は基礎造形教育法を基盤としているため、指導者と学習者の資質に左右されない授業が可能になり、教育の均質化が期待される。3)標準的指導法によって、〔共通事項〕の指導が円滑になり、〔共通事項〕を基盤とする〔A 表現〕および〔B 鑑賞〕の指導に波及し、教育の質の向上が期待できる。4)美術教育の振興によって、文化的に豊かな社会の形成と、日本のものづくり産業を支える、有為な人材の育成が期待される。
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