研究課題/領域番号 |
26381272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕康 香川大学, 教育学部, 教授 (70279074)
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研究分担者 |
伊藤 貴啓 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10223158)
植田 和也 香川大学, 教育学部, 准教授 (90363176)
植田 和也 香川大学, 教育学部, 准教授 (20709274)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 教科専門と教科教育との架橋 / 社会科と道徳 / 中学校地理的分野の振興 / 大学と連携した教員の学び続ける場の設定 / 実践的指導力 / 「新たな学び」を支えられる指導力 / 教員の学び続ける場の設定 / 中学校社会科地理学習における全国的な現状と課題 / 中学校社会科地理的分野の振興 / 「新たな学び」への実践的指導力を育成する教員研修 / 地理学習の現状と課題 / 小学校社会科副読本 / ESD / 民主主義社会を支える道徳教育 / コミュニケーション能力 / 社会科と道徳教育 / ナラテイヴ・エデュケーション / 教科専門と教科教育架橋 / PBL / コレボレーションによる授業開発 / 附属学校と連携した教員の学び続ける場の設定 / 卒業生への支援 / 水を基軸としたESD授業開発 / 学び続ける教員 / 教員のライフヒストリー / 教員の語りを聴きく会 |
研究成果の概要 |
教員の大量採用にも関わらず,学校の小規模化や多忙化等により,経験豊富な教員が若い教員に経験知を伝えることが困難となる。高度化・複雑化する諸課題への対応も必要となり,「新たな学び」を支える実践的指導力も求められる。「新たな学び」を指導できる社会科教員養成カリキュラム開発が求められる。「新たな学び」を指導できる社会科教員養成カリキュラム開発を進める際,1)教科教育と教科専門との架橋による社会科教師教育の教育内容の構築,2)社会科教育の視点を踏まえた「特別な教科道徳」における批判的思考力の育成,3)指導に最も苦手と思われる地理的学習の視点からの実践的指導力の育成という3視点に基づき研究を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義や社会的意義に,先の概要の視点1)から,学習者の視点に立つ教科内容の再構築の有効性と講義方法・内容での入力型から出力型への転換の有効性を明らかにし,教科内容学に寄与できる知見を得た点がある。2)から,道徳授業の質的転換に社会科教育の知見が活かせられ,ESDとしての道徳授業構想にもなることを明らかにした。3)から,1)とも係わり,社会科地域学習での教科専門の基本的思考(地域の構造的把握)の有効性を明らかにした。さらに,中学校社会科地理学習の振興策を提言した点である。最後に、学び続ける教員を育成する観点では,大学と連携した地域の教員が集う場の設定が有効であることを明らかにした点である。
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