PISA読解リテラシーを育成する道徳授業モデルの開発研究

• 研究課題/領域番号: 26381288
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教科教育学
• 研究機関: 新潟青陵大学
• 研究代表者: 中野 啓明 新潟青陵大学, 福祉心理学部, 教授 (40237350)
• 研究協力者: 安井 靖子 中越道徳教育研究会, 会長
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 道徳授業 / PISA / コンピテンシー / 読解リテラシー / 連続型テキスト / 非連続型テキスト / 「二つの意見」を用いた道徳授業 / 考え・議論する道徳科への転換

研究成果の概要

本研究では、PISA読解リテラシーに基づく道徳授業のモデルを探究した。具体的には、OECDのPISA調査を基に、連続型テキストとしての道徳教材と共に「二つの意見」を提示するという授業モデルを開発した。そのために、モラル・ディスカッション等の他の道徳授業の方法との比較を行った。また、「二つの意見」の作成過程のモデル化を行った。さらに、非連続型テキストを用いた道徳授業の開発を行った。

研究成果

• [雑誌論文] PISA型道徳授業の構想(4) (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 敬和学園大学研究紀要 巻: 26 ページ: 155-168
  • NAID: 120006874418
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 「二つの意見」を用いた道徳授業の特徴と課題 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 703 ページ: 82-83
• [雑誌論文] モラル・ディスカッションとの相違点 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 704 ページ: 82-83
• [雑誌論文] 「非連続型テキスト」を「二つの意見」を用いて授業する (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 705 ページ: 82-83
• [雑誌論文] 内面的な「資質・能力」としての道徳性 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 教室ツーウェイNEXT 巻: 3 ページ: 32-32
• [雑誌論文] 書評 田沼茂紀著『道徳科で育む21世紀型道徳力』 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳と教育 巻: 335 ページ: 118-120
  • NAID: 40021172364
• [雑誌論文] 「考え、議論する」道徳授業の何が問題か (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 694 ページ: 82-83
  • 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 資質・能力としての道徳性 (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 695 ページ: 82-83
• [雑誌論文] 読解リテラシーを道徳授業で育む (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 696 ページ: 82-83
• [雑誌論文] 図書紹介 柳沼良太著『実効性のある道徳教育－日米比較から見えてくるものー』 (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 日本デューイ学会紀要 巻: 57 ページ: 139-139
• [雑誌論文] PISA型道徳授業の構想（３） (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 敬和学園大学紀要 巻: 25 ページ: 107-123
  • NAID: 120006874404
  • 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 「多様な教材」を開発し、ストックしておく (2015)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 道徳教育 巻: 688 ページ: 68-70
• [雑誌論文] PISA型道徳授業の構想(2) (2015)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 敬和学園大学紀要 巻: 24 ページ: 115-130
  • NAID: 120006874381
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ノディングズのキャラクター・エデュケーションへの評価 (2014)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 雑誌名: 日本デューイ学会紀要 巻: 55
  • NAID: 40020217444
  • 査読あり
• [学会発表] 「二つの意見」を用いた道徳授業の提案(2)― モラル・ディスカッションとの比較を中心に― (2016)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 学会等名: 日本道徳教育学会第87回（平成28年度春季）大会
  • 発表場所: 聖徳大学
  • 年月日: 2016-07-02
• [学会発表] 「二つの意見」を用いた道徳授業の提案―PISA読解リテラシーの育成をめざして― (2015)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 学会等名: 日本道徳教育学会
  • 発表場所: 東京学芸大学
  • 年月日: 2015-06-28
• [学会発表] ケアリング論からの現代道徳教育論への評価（３） (2014)
  • 著者名/発表者名: 中野啓明
  • 学会等名: 日本デューイ学会第58回研究大会
  • 発表場所: 同志社大学
  • 年月日: 2014-10-05
• [図書] 道徳教育を学ぶための重要項目100 (2016)
  • 著者名/発表者名: 貝塚茂樹・関根明伸 編著
  • 総ページ数: 229
  • 出版者: 教育出版
• [備考] 『敬和学園大学研究紀要』第26号所収「PISA型道徳授業の構想(4)」
  • URL: https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2017/02/kiyo26-9.pdf
• [備考] 『敬和学園大学研究紀要』第25号所収「PISA型道徳授業の構想(3)」
  • URL: https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2016/05/kiyo25-7.pdf
• [備考] 『敬和学園大学研究紀要』第24号所収「PISA型道徳授業の構想(2)」
  • URL: https://www.keiwa-c.ac.jp/wp-content/uploads/2015/04/kiyo24-8.pdf