研究課題/領域番号 |
26381307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
名越 斉子 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (30436331)
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研究協力者 |
菊池 けい子 旭出学園教育研究所, 主任研究員
宇佐美 慧 筑波大学, 准教授 (20735394)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 評定者バイアス / 適応スキル / 発達障害 / アセスメント / 特別支援教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、発達障害児の適応スキル評定における保護者と通級担当教員とのズレの特徴や要因を明らかにし、適応スキルのアセスメントの留意点を整理した。両者のズレの特徴は、先行研究の結果を支持し、その要因として、子供の変動性の大きさ、子供に関する情報量、項目の意味や判断基準の曖昧さ、評定時の推定量の大きさが挙げられた。また、指導半年後の再評価で両者のズレは縮まる傾向を示し、その理由は、子供の情報量や注意深さの変化、一回目の保護者の結果による影響と思われた。評価のズレは問題視されがちだが、子供の特性や保護者が必要とするサポートを理解する手がかりとなりうる臨床的に重要なものであることが示唆された。
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