研究課題/領域番号 |
26381311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
藤野 博 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00248270)
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研究分担者 |
熊谷 晋一郎 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00574659)
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連携研究者 |
松井 智子 東京学芸大学, 国際教育センター, 教授 (20296792)
森脇 愛子 東京学芸大学, 障がい学生支援室, 講師 (50573557)
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研究協力者 |
計野 浩一郎 武蔵野東教育センター, 所長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / 心の理論 / 言語 / 実行機能 / 発達 |
研究成果の概要 |
自閉症スペクトラム障害(ASD)の児童における心の理論と言語および実行機能の関係について検討した。「サリーとアン」タイプの誤信念課題では語彙年齢が、「スマーティー」タイプの課題と二次の誤信念課題ではプランニングの得点が課題通過に影響することが明らかとなった。この結果から、高いレベルの心の理論には実行機能が必要となることが示唆された。また、誤信念理解に対する言語的命題化の促進効果について検討した。「見ることは知ること」の原理を言語的命題として信念質問の前に提示する介入を行った。その結果、語彙年齢が10歳を超えると、言語的命題化によって誤信念の理解と般化が可能になることが明らかとなった。
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