研究課題/領域番号 |
26381318
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
大塚 玲 静岡大学, 教育学部, 教授 (00233172)
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研究分担者 |
山元 薫 静岡大学, 教育学部, 准教授 (00755944)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 通級による指導 / 特別支援教育 / 通級指導教室 / サテライト方式 / 発達障害 / 巡回指導 / 巡回型 / 校内支援体制 |
研究成果の概要 |
(1)静岡県においてサテライト方式による発達障害を対象とする通級指導教室担当教員に面接調査を実施し、サテライト方式の通級による指導の成果と課題を明らかにした。(2)47都道府県及び20政令指定都市教育委員会を対象に、通級による指導の実施状況等についての質問紙調査を実施した。巡回指導又はサテライト方式の通級指導を実施していると回答のあった自治体のうち、岡山県、兵庫県、長野県教育委員会等への訪問調査を行い、通級による指導の仕組みや成果と課題を整理し、地域における通級による指導の望ましい在り方について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2006年度の制度化以降、発達障害を対象とした通級による指導を受けている児童生徒数は高い増加率を示しているが、未だ他校通級の割合が高く、保護者の送迎が不可能な場合は制度を利用できないなど、課題が少なくない。サテライト方式の通級指導教室とは、通級担当教員が本務校に加え、週1~2日程度、サテライト校において指導を行う方式であり、そうした課題を解決するための有効な方策の一つである。本研究は、今後さらなる増加が予想される通級指導教室の設置のあり方を考えるうえで、とくに児童生徒・保護者の利便性の向上や担当教員の専門性の確保等の観点からの重要な示唆を提供できるものである。
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