研究課題/領域番号 |
26381324
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
|
研究機関 | 北海道大学 (2015-2016) 鳥取大学 (2014) |
研究代表者 |
関 あゆみ 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (10304221)
|
研究分担者 |
小枝 達也 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, こころの診療部, 部長 (70225390)
内山 仁志 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (60348604)
谷中 久和 鳥取大学, 地域学部, 講師 (60548907)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 学習障害 / 発達性ディスレクシア / 早期発見 / 早期支援 / RTIモデル / 認知特性 / 機能的MRI |
研究成果の概要 |
RTI(指導に対する反応)モデルにおける平仮名音読指導法において、第3段階の指導の対象となった2年生38人について縦断調査を行った。対象児の大部分が発達性ディスレクシアに該当したが、他の発達障害が合併するものや知的障害によるものも認められた。第3段階の指導により「改善」と判断された児童は7人(18%)であった。第3段階の指導は認知特性、行動特性に関わらず有効であり、改善が見込めるかどうかは診断と指導開始時点の音読能力から予測できる可能性が示唆された。注視点計測の結果から、2年時の指導だけでは改善は不十分であり、3年生以降も指導の継続が必要と考えられた。
|