研究課題/領域番号 |
26381333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 名古屋学芸大学 (2016) 福島大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
黒田 美保 名古屋学芸大学, ヒューマンケア学部, 教授 (10536212)
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研究分担者 |
辻井 正次 中京大学, 現代社会学部, 教授 (20257546)
川久保 友紀 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40396718)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 女性 / 高機能 / 性差 / 心の理論 / 自己マネージメント / 適応行動 / 感情認知 / 青年期 / 成人期 / 小集団 / グループ / プログラム開発 / 自閉症スペクトラム障害 / 対人コミュニケーション / ADOS / ADI-R |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorders: ASD)の女性のための自己マネージメントのプログラムを作ることである。そのために、本研究では、ASDの女性の特性を、ASDの男性との比較を通して明らかにした。ASD特性を調べる検査以外に、高次の「心の理論」課題を用い、課題達成までの方略の性差を明らかにした。男性は言語性能力を用いた方略をとり、女性がより定型発達に近い対人コミュニケーションを用いた方略をとることが示唆された。この結果に基づき、ASDの女性が、自ら感情に気づき表現できる、また、適応行動を身につけられる、自己マネジメント・プログラムを開発した。
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