研究課題
基盤研究(C)
本研究は,カチオン性脂質分子とアニオン性色素分子を用い,静的・動的自己組織化の融合による階層的な高次構造を固体基板上に構築し,得られた高比表面積の色素ネットワーク構造を活かした光励起エネルギー移動界面の創成について検討した.炭素数16のジアルキルアンモニウム塩のスピンキャスト膜上にアニオン性シアニン色素の水溶液を滴下するだけで,サンゴ礁様の超構造体が自発的に形成された.この超構造体においてシアニン色素はJ会合しており,その高効率な光励起エネルギー移動により生命分子の高感度な蛍光増感検出に成功した.
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 3件、 査読あり 9件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件)
Chem. Lett.
巻: 46 号: 4 ページ: 430-433
10.1246/cl.161124
130005549119
Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 56 号: 11 ページ: 2974-2978
10.1002/anie.201612473
Chem. Eur. J.
巻: 22 号: 40 ページ: 14213-14218
10.1002/chem.201602175
Langmuir
巻: 32 号: 41 ページ: 10597-10603
10.1021/acs.langmuir.6b02254
巻: 32 号: 47 ページ: 12304-12322
10.1021/acs.langmuir.6b03363
RSC Advances
巻: 5 号: 74 ページ: 60373-60379
10.1039/c5ra11908a
Angew. Chem.Int. Ed.
巻: 54 号: 5 ページ: 1532-1536
10.1002/anie.201410184
Chem. Commun
巻: 50 号: 99 ページ: 15803-15806
10.1039/c4cc07713j
巻: 30 号: 9 ページ: 2376-2384
10.1021/la405010f