研究課題/領域番号 |
26390005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 株式会社コンポン研究所 |
研究代表者 |
早川 鉄一郎 株式会社コンポン研究所, 研究部, 研究員 (90557745)
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連携研究者 |
寺嵜 亨 九州大学, 理学研究院, 教授 (60222147)
江頭 和宏 株式会社コンポン研究所, 研究部, 研究員 (10557747)
荒川 雅 九州大学, 理学研究院, 助教 (10610264)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 酸化バリウム / クラスター / X線吸収分光 / 安定組成 / NOx吸着 |
研究成果の概要 |
NOx貯蔵型還元触媒に用いられる酸化バリウムの特性向上を目指し、酸化バリウムクラスターを対象とした研究を行った。生成されたクラスターの質量スペクトルから、酸化バリウムクラスターはバルクと同じBa:O=1:1の組成が最安定である一方で、バルクでは取りえない組成でも安定に存在することが分かった。X線吸収分光測定からは、組成によってバリウム原子の荷電状態は変化せず酸素原子の状態が変化していることが分かった。こうした結果から、NOx貯蔵性を含め酸化バリウムの特性を制御するには、バリウムの荷電状態を制御するのではなく、クラスター化などにより酸素の状態を制御することが有望であるという指針が得られた。
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