研究課題/領域番号 |
26390014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造物理
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
サーリコスキ ヘンリー 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 研究員 (50722245)
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研究分担者 |
多々良 源 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, チームリーダー (10271529)
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連携研究者 |
新田 淳作 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (00393778)
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研究協力者 |
Frustaglia Diego University of Sevilla, Prof.
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | spintronics / geometry / interference / spin-orbit / topology / Rashba / spin / topological / transport / mesoscopic / Berry / magnetism / antiferromagnet / interferometer / transition / quantum |
研究成果の概要 |
電子の角運動量などの理論上スピンを含む量子力学について研究を行った。スピン干渉計における幾何学的効果を計算し、外部磁場を用いてスピン位相の幾何学的寄与をオン/オフできることを示した。「オンとオフ」の間の移行は、実験で直接識別できる有効な幾何学的位相と呼ばれる新しい量を含むことが判明した。実験者達と共に例えば互いに反強磁性的になる二層金属ワイヤーにおいて、磁壁可動性が大幅に向上していることすらも明らかにした。その影響は異等方的に結合した非断熱駆動に起因すると見出された。このメカニズムは効果的磁壁デバイスの設計にも利用できる。これらの結果は微分幾何学にも関係することから学際的ともいえる。
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