研究課題/領域番号 |
26390061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
遠藤 理 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30343156)
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連携研究者 |
中村 将志 千葉大学, 工学研究科, 准教授 (70348811)
雨宮 健太 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (80313196)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | グラフェンナノリボン / 直鎖アルカン / 金(111)面 / X線吸収分光 / 赤外反射吸収分光 / 脱水素反応 / 金単結晶 / X線吸収分光 |
研究成果の概要 |
次世代のデバイス材料として注目を集めている炭素の単原子シートであるグラフェンを一次元的に切り出した物質はグラフェンナノリボン(GNR)と呼ばれている。GNRはリボン幅やエッジの構造によってバンドギャップが制御できることから、これらを制御した簡便な試料作製法の開発が重要である。本研究では触媒能の比較的弱い金表面において直鎖アルカンが脱水素反応を経てGNRへと変換されることを示した。反応出発時の分子配向が重要な因子であると考え、電気化学環境下における赤外反射吸収分光法によって簡便に解析できることを示した。分子配向が分子数密度に依存し、脱水素反応より低い温度で一部の分子が脱離することが分かった。
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