研究課題/領域番号 |
26390084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小倉 裕介 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (20346191)
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研究分担者 |
生源寺 類 静岡大学, 工学部, 准教授 (90432195)
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研究協力者 |
相野 匡彦
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 回折光学素子 / 回折限界 / 暗号化 / 情報光学 |
研究成果の概要 |
本研究では、伝搬光を用いて、局所的に回折限界よりも微細な光パターン(サブ回折限界光パターン)を生成する手法を開発した。独自のアルゴリズムにより、サブ回折限界光スポットのアレイを生成する回折光学素子を設計し、光学実験によりさまざまな配置の光スポットを生成できることを確認した。設計では、回折限界スポットのサイズの70%、実験でも80%以下のスポットサイズを達成した。サブ回折限界光パターンを多波長で三次元的に生成することにも成功した。また、本手法を物理的限界に依拠した暗号技術に応用し、鍵となるサブ回折限界光パターンを用いた場合にのみ秘密画像が正しく視認されることを実証した。
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