研究課題/領域番号 |
26390116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
長壁 豊隆 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 物質科学研究センター, 研究主幹 (80354900)
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連携研究者 |
宗像 孝司 一般財団法人総合科学研究機構, 中性子科学センター・研究開発部, 副主任技師 (00363408)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 高圧力 / 中性子回折 / J-PARC / JRR-3 / 相補利用 / 単結晶中性子回折 / 機能物性研究 |
研究成果の概要 |
我々は、JRR-3用のハイブリッドアンビル高圧技術を基にして、J-PARC MLFのBl18に設置された特殊環境微小単結晶中性子構造解析装置SENJU用の高圧力発生技術の開発を行った。この技術を用いて、Mn系マルチフェロ物質TbMn2O5について、4GPaまでの中性子回折実験に成功した。その結果、JRR-3での実験で明らかにされていた大気圧下の格子不整合磁気構造が消失し、高圧下で複数の格子整合構造が現れることが明らかになった。高圧下で見られる低温度領域の電気分極の増大は、この格子整合構造の出現と相関があると考えられる。
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