研究課題/領域番号 |
26390134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算科学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
中林 靖 東洋大学, 総合情報学部, 教授 (00349937)
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研究協力者 |
増田 正人 東京大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | AR / リアルタイムシミュレーション / 画像認識 / 計算力学 / Androidアプリ / スマートフォン / 人工知能 |
研究成果の概要 |
ARカメラとは以下の機能を持つこれまでにないカメラである.まず,スマートフォンで撮影した画像から中央に写っている構造物だけを抽出し,ここにAIの一分野である画像認識技術を用いる.次に,抽出した構造物に対して,ボクセル有限要素法による構造解析をリアルタイムに行うことにより,その構造物に掛かっている応力の分布や変位の状況などをカメラのファインダー画面に重ねて表示する.このような,本来,目で見ることの出来ない力の分布や微細な変位の状況を見ることができるようにする応力カメラの開発を行い,機能的に一部の制約はあるが,物体の抽出やリアルタイムでの構造解析が可能なシステムを完成させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したARカメラは,本来見ることの出来ない構造物に掛かっている力の分布をスマートフォンだけで見えるようにする点が画期的である.大規模な地震の後や大型構造物の解体現場などで,このカメラを補助的に使用することで安全な避難経路の確定や安全な解体手順の確定などに応用することが可能という意味で非常に実用的であると言える.
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