研究課題/領域番号 |
26400103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解析学基礎
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
日合 文雄 東北大学, 情報科学研究科, 名誉教授 (30092571)
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研究協力者 |
植田 好道 九州大学, 大学院数理学研究院, 准教授
Bourin Jean-Christophe Universite de Franche Comte
Ruskai M. B. University of Massachusetts Lowell, Emeritus Professor
Audenaert K. M. R. Royal Holloway, University of London
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 関数解析学 / 作用素 / 行列解析 / 作用素環 / 量子情報 / 自由確率論 / 作用素平均 |
研究成果の概要 |
本研究では,行列・作用素解析,量子情報,自由確率論の3つの分野の研究を行い,多方面にわたって成果を得た.行列・作用素解析の分野では,作用素単調・凸関数の高階への拡張であるk-調関数について研究した.作用素単調関数と対称反ノルムを含む行列・作用素のトレースおよびノルム関数に対する凹性と優加法性について研究した.行列に対する対数マジョリゼーションを異なる観点から拡張する研究も行った.
量子情報の分野では,量子f-ダイバージェンスや単調計量などに関する量子情報路の縮小度数を研究した.自由確率論の分野では,変分原理の観点から,軌道型の自由エントロピーと自由フィッシャー情報量に関する研究を行った.
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