研究課題/領域番号 |
26400117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解析学基礎
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
廣川 真男 広島大学, 工学研究科, 教授 (70282788)
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連携研究者 |
河備 浩司 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (80432904)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 回路電磁気学 / 一般化された量子ラビ模型 / ディラック粒子 / 接合を持った量子細線 / 深強結合領域 / 一般化された量子Rabi模型 / 仮想光子 / 実光子 / 物理的状態 / 裸の状態 / ラビ模型 / 量子相転移 / Rabi 模型 / Rabi model / Jaynes-Cummings model / energy level crossing |
研究成果の概要 |
本研究課題では,次の二つの数理模型を考察した。(1)非可換調和振動子の模型の一つである(一般化された)量子ラビ模型を中心に,量子的効果を研究した。特に,回路量子電磁気学の観点から,その模型に対する作用素解析とスペクトル解析を行い,深強結合領域における束縛状態の様子を数学として明らかにした。一方,(2)量子細線で接合を挟んだ数理模型に対しては,ディラック粒子としての電子が接合をトンネルするときに,それぞれの波動関数が持つ位相因子とスピンに生じる影響を明らかにした。
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