研究課題
基盤研究(C)
1. 位置母数と尺度母数が未知な2母数指数分布の二標本問題において,2つの位置母数の一次結合の信頼区間問題を考察した。前もって与えられた信頼係数と区間幅を満たす最小の標本数には未知な尺度母数が含まれるので実用上利用できない。そこで三段階法を用いて平均標本数及び被覆確率の2次の漸近展開式を与えた。2. 未知な位置母数と尺度母数を持つ2つの指数分布を考え,2つの位置母数の一次結合の有界リスク点推定問題を考察した。リスクが, 前もって与えられた上限以下になるような最小標本数には未知な尺度母数が含まれる。そこで三段階法を用いて平均標本数及びリスクの2次の漸近展開式を与えた。
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京都大学数理解析研究所 講究録
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