研究課題/領域番号 |
26400219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高田 将郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (20334245)
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研究分担者 |
斉尾 英行 東北大学, 理学研究科, 名誉教授 (10162174)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 恒星振動 / 回転 / 恒星自転 / 恒星内部構造 / 脈動変光星 / 星震学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、最近数値計算で発見された、自転する星のもつ特異な固有振動モード、ロゼット・モードの性質を理論的に調べることであった。主な成果は、(1)モード形成の物理機構の解明、および(2)現実の星における観測可能性を示したことである。まず、(1)については、自転のない場合に、非常に近い固有振動数を持つ複数のモードが、自転によって生じるコリオリ力の影響で相互作用することで、ロゼット・モードの特異な構造が出現すること示した。一方(2)については、恒星進化モデルに基づく数値計算を実行し、一部のB型主系列星で実際にロゼット・モードが励起される可能性のあることを示した。
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