研究課題/領域番号 |
26400222
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野本 憲一 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 上級科学研究員 (90110676)
|
研究分担者 |
鈴木 知治 中部大学, 工学部, 准教授 (20280935)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 矮小銀河 / 初代星 / 金属欠乏星 / 超新星 / 元素合成 |
研究成果の概要 |
宇宙の初代星がどのような質量関数を持ち、どのような進化・爆発・元素合成をしたかを解明する手がかりとして、矮小銀河や銀河系ハローで観測された極端に金属量の少ない星の特異な元素組成の起源を研究した。これらの星の多くは、鉄に対する炭素の組成比や鉄に対する亜鉛の組成比が極端に大きい特徴を示し、それらは、太陽の10-40 倍の質量の星が極超新星として爆発的に生成する元素の組成でよく説明できるという結論を得た。これは、初代星の質量関数もその範囲にピークを持つことを示唆する。
|