研究課題/領域番号 |
26400225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
西 亮一 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (80252419)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 星形成 / 位置天文学 / オリオン巨大分子雲 / 恒星系 / 巨大分子雲 / Gaia / JASMINE / 位置天文衛星 / 大質量星 |
研究成果の概要 |
ヨーロッパ宇宙機関による位置天文観測機Gaiaの2回目の公開データを用いて、オリオン領域の星形成過程についての解析を行った。まず、H-R図(色-等級図)を描くことにより、若い前主系列星を選別した。それらの星について天球面上での位置の変化に着目することにより、若い前主系列星は、天球面上での相対運動が非常に小さいことを発見した。これらの結果は、オリオン領域のような大質量星形成領域での予想と異なり、かなり静かな星形成過程を示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大質量星は非常に明るく輝き、周囲の星間雲への影響が大きい。そして、銀河系の進化を考える上でも重要である。しかし、その形成過程はまだまだ理解が不十分である。そこで、近傍の大質量星形成領域であるオリオン広領域での星形成過程についてこれまでと異なる手法による研究結果は重要である。また、その結果は大質量星が連鎖的に形成されるというモデルの予想とは異なっており、新たな形成モデルの構築の必要性も明らかになった。
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