研究課題/領域番号 |
26400269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
板垣 直之 京都大学, 基礎物理学研究所, 准教授 (70322659)
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連携研究者 |
古本 猛憲 横浜国立大学, 教育学部学校 教育課程理科教育, 准教授 (20581086)
須原 唯広 松江工業高等専門学校, 数理科学科, 講師 (10708407)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 原子核構造 / 中性子過剰核 / 非中心力 / 三体力 / クラスター構造 / シェル構造 / 原子核反応 / スピン・軌道力 / テンソル力 / 3体力 / シェル模型 / クラスター模型 / 相対論的平均場模型 |
研究成果の概要 |
原子核は通常、シェル模型に代表されるように、陽子や中性子が独立に一体ポテンシャル中を運動しているが、4He原子核(alpha粒子) は特別に結合の強い原子核であり、軽い核では4核子相関(alphaクラスター相関) は重要な役割を果たす。しかし単純なクラスター模型では、原子核系において重要な非中心力の効果を取り入れることができない。この研究では、シェル模型とクラスター模型の競合を分析し、原子核系では非常に強いことが知られるスピン・軌道力と呼ばれる非中心力が、alphaクラスター相関を壊し核子の独立運動を促進する役割を果たすことを明らかにした。
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