研究課題/領域番号 |
26400288
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
笠木 治郎太 東北大学, 電子光理学研究センター, 名誉教授 (10016181)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | dd核融合 / 液体Li / 超音波キャビテーション / 重陽子ビーム照射 / 核融合反応 / 液体リチウム / 重陽子照射 / d(d,p)t反応 / 遮蔽エネルギー |
研究成果の概要 |
液体Liキャビテーションを生成する標的システムが整備された。60 keV重陽子を液体Liに照射し、液体中のD(d,p)T反応からの荷電粒子スペクトルがビームON/OFF、超音波作用ON/OFFの条件下で測定された。ビームOFF時のスペクトルに、超音波作用ON/OFFに対して無視し得ない効果が現れた。超音波ON時のスペクトルからOFF時のスペクトルを差し引くことにより、2 MeV付近にバンプ構造を見出した。現在のところ、このバンプ構造は、ビームOFF時に超音波キャビテーションにより引き起こされるD(d,p)T反応からの陽子ではないかと推測される。
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