研究課題
基盤研究(C)
FFAG加速器を用いた高純度不安定核ビームの生成法を新たに提案した。その有用性を実証するため、九州大学FFAG加速器を用いた実証試験に向けた準備を進めた。FFAG加速器の広いアクセプタンスを保証するため、磁場補正用ポールサーフェスコイルの設計を行い、プロトタイプの製作・試験を行った。12セルの電磁石全ての磁場補正コイル実機が完成し次第、タンデム加速器を入射器とし、d(15N,16N)p反応により生成した16Nビームの加速試験を実施する。本研究の成果をもとに高純度16Nビーム加速を実証し、12C+α天体核反応率の導出に必要な信頼性の高いベータ遅延アルファスペクトルの実験的導出に結びつけたい。
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