研究課題/領域番号 |
26400298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
小泉 光生 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 研究主幹 (30354814)
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連携研究者 |
後藤 淳 新潟大学, 研究推進機構, 助教 (90370395)
飯村 秀紀 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 特別嘱託 (10343906)
中村 詔司 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 研究副主幹 (90421461)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 核偏極 / レーザー / III-V半導体 |
研究成果の概要 |
III-V族半導体の価電子帯の電子を伝導帯に励起すると、数Kの低温下で、動的自己核偏極(DYNASP)と呼ばれる、大きな核偏極が相転移的に起きることが理論的に示されている。我々は、DYNASP現象を原子核研究等に適用するため、理論および実験研究を進めてきた。理論研究では、半導体中の自身の核偏極と伝導電子の偏極に加え、外部磁場の影響を取り入れた関係式を導出した。実験研究では、InP半導体において、In核が、2.3K以下で大きな核偏極が生じることを確認した。しかし、これがDYNASP現象を実証するものであると結論づけるには至らず、DYNASP理論の拡張を含め検証を進める必要があることがわかった。
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