研究課題/領域番号 |
26400306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
武貞 正樹 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (30311434)
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連携研究者 |
伯田 幸也 産業技術総合研究所, 主任研究員 (30250707)
陶 究 産業技術総合研究所, 主任研究員 (60333845)
高島 浩 産業技術総合研究所, 主任研究員 (10357353)
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研究協力者 |
松島 浩平
槇口 馨
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 強誘電性ナノ結晶 / トロイダル秩序 / ナノ秩序形成 / 高分解能広帯域光散乱分光 / 自己相似性 / フラクトン / 広帯域光散乱分光 / 強誘電性ナノ秩序形成ダイナミクス / 第二次高調波発生 / トロイダル強誘電性 / チタン酸バリウム / 第二高調波発生 / ハイパーレーリー散乱 / トロイダルソフトモード / 強誘電体 / SHG / 強誘電性ナノ結晶 / ラマン散乱 / ブリルアン散乱 |
研究成果の概要 |
本研究では強誘電性のナノ構造に由来した新奇な強誘電性相転移の動的機構を解明するために超臨界水熱合成法で作製したチタン酸バリウムのナノ結晶試料について高分解能・広帯域光散乱分光実験と第二高調波発生(SHG)測定を行った。観測された広帯域スペクトルの温度依存性は特徴的な自己相似フラクタルを示し、SHGが測定される温度で巨視的結晶には現れない強誘電的なナノ秩序形成に伴ったフラクトンの異常を観測することに成功した。巨視的な強誘電性相転移の相転移機構とは全く異なる新しい秩序形成ダイナミクスを示すことを明らかにした。
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