研究課題/領域番号 |
26400319
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
小栗 章 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (10204166)
|
連携研究者 |
阪野 塁 東京大学, 物性研, 助教 (00625022)
|
研究協力者 |
田中 洋一 株式会社先端力学シミュレーション研究所, 主任
Hewson A. C. Imperial College London, Department of Mathematics, Senior Research Investigator
寺谷 義道 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
中田 幸宏 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
小池 章高 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
松本 龍太 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
城谷 将矢 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
樋口 裕太 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 物性理論 / 量子ドット / 近藤効果 / フェルミ流体 / 電子相関 / 電流ゆらぎ / 非平衡 / 国際情報研究 / 国際情報協力 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
量子ドットおよび金属中の磁性不純物の低エネルギー量子状態を統一的に説明するFermi流体論の微視的な拡張を行い,電子-正孔対称性のない場合における有限温度,バイアス電圧による補正項が局在電子の2体および3体感受率で決定されることを厳密に示した.我々の場の理論的な定式化は,近藤効果および強相関電子系の研究に広く応用できる.また,カーボンナノチューブなどの多数の局在軌道を持つ量子ドット系の非平衡電流および電流ノイズの低温の性質および温度依存性,励起スペクトルの構造を数値くりこみ群を用いて調べ,磁場中で観測されたSU(2)とSU(4)の近藤状態間のクロスオーバーに関する理論的な説明を与えた.
|