研究課題/領域番号 |
26400330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
赤井 久純 東京大学, 物性研究所, 特任教授 (70124873)
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研究協力者 |
小倉 昌子 ルートヴィヒ・マクシミリアン大学, ミュンヘン, 研究員 (30397640)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | f電子系 / 磁気異方性 / 自己相互作用補正 / 最適化有効ポテンシャル / 交換相互作用 / フルポテンシャル / 非局所ポテンシャル / 国際情報交換 / 超微細相互作用 / 交換相互作用パラメータ / 自己相互作用 / 超微細磁場 |
研究成果の概要 |
希土類磁石材料などのf電子系の第一原理計算を,密度汎関数法の枠組みの中で取り扱う計算手法を開発し,その応用として,f電子系結晶の電子状態や磁性を,議論するための基礎を確立することが目的である.電子が自分自身と相互作用する自己相互作用をf軌道に対して補正する方法および,そのような効果を密度汎関数法の枠内でも取り入れることのできる最適化有効ポテンシャルを用いる方法を開発した.その結果,ポテンシャルの形状に特別な仮定をしないフルポテンシャル最適化有効ポテンシャルの方法で希土類元素のf状態を取り扱えることを見出した.これらの手法の応用として希土類磁石材料の電子状態と磁気異方性の研究を行った.
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