研究課題/領域番号 |
26400336
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 京都大学 (2015-2016) 首都大学東京 (2014) |
研究代表者 |
高津 浩 京都大学, 工学研究科, 特定講師 (60585602)
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連携研究者 |
大塚 博巳 首都大学, 東京・理工学研究科, 助教 (10254145)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 磁性 / スピンアイス / 磁気モノポール / 量子スピン液体 / 量子スピンアイス / 四極子 / Tb2Ti2O7 / スピン液体 / 多極子 / Dy2Ti2O7 |
研究成果の概要 |
スピンアイスの典型例であるパイロクロア磁性体Dy2Ti2O7を取り上げて、クーロン相互作用するディラック・モノポールに極めて良く似たトポロジカルな励起のダイナミクスを研究した。本研究課題ではとくにカゴメ格子面内の2次元モノポールのダイナミクスに注目して研究に取り組んだ。そして2 次元状態では1 Hz の遅いダイナミクスから1000 Hz 以上の速いダイナミクスへと3 桁も周波数測定レンジが変化することを明らかにし、「協力的なモノポールの集団励起」が起きえることを見出した。また類縁系のTb2Ti2O7では、四極子秩序相の近くに量子スピンアイスと呼ばれる量子液体相が現れる可能性を明らかにした。
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