研究課題/領域番号 |
26400340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
コンスタンチノフ デニス 沖縄科学技術大学院大学, 量子ダイナミクスユニット, 准教授 (50462685)
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研究協力者 |
Bunkov Yu. P.
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | magnetic resonance / BEC / nuclear magnons / nonlinear NMR / BEC of magnons / strong coupling / nucelamagnetci resonance / quantum memory / NMR / heterodyne detection |
研究成果の概要 |
強いマイクロ波による励起下では、反強磁性であるMnCo3サンプル内のアンサンブル核スピンの核磁気共鳴は非線形であることを観測した。この実験結果の信号は、核スピンがマイクロ波の励起によって、核スピンの温度が上昇するというような従来のモデルでは説明することが出来ない。実験結果と理論を比べてみると、強いマイクロ波による励起下では、核スピンの磁気モーメントの角度は大きく偏向されていることがわかる(磁気モーメントの強度は変化しない)。この事実はコヒーレントに一様に歳差運動をする核スピンによる核マグノンによるボーズ・アインシュタイン凝縮と同一視することが出来る。
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