研究課題/領域番号 |
26400362
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
近藤 隆祐 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (60302824)
|
連携研究者 |
野上 由夫 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (10202251)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 電荷密度波 / 希土類化合物 |
研究成果の概要 |
d電子を主成分とする低次元伝導電子系と希土類原子上の4f電子からなる局在スピン系が共存し,伝導電子系上に形成された電荷密度波(CDW)と局在スピンの間に強い相互作用が働く希土類化合物RNiC2系を研究対象として,CDWと局在スピン間相互作用機構の解明を目的とした研究を行った.主な成果は次の通りである.①最低到達温度2.8K,最高磁場10Tで構造変化を追跡できるX線カメラを作成した.②(Nd,Dy)NiC2の磁場誘起構造変化を調べ,局在スピンの磁気秩序とCDWの関係を明らかにした.③ YNiC2の整合超格子をもつ相の精密構造解析を行い,この相の起源を明らかにした.
|