研究課題/領域番号 |
26400367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
加藤 勝 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90204495)
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研究分担者 |
佐藤 修 大阪府立大学工業高等専門学校, 総合工学システム学科, 准教授 (60290764)
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研究協力者 |
福井 皐丈
梅田 政樹
藤田 憲生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 渦糸ダイナミクス / ナノ構造超伝導 / ギンツブルグランダウ方程式 / 分子動力学法 / 半整数量子磁束 / ゴルコフ方程式 / 有限要素法 / カイラル磁性体 / 渦糸構造 / 超伝導体/カイラル磁性体2層構造 / 奇周波超伝導 / 不純物効果 / 渦糸相互作用 / 巨視的シミュレーション / ナノ構造超伝導体 / カイラル磁性体/超伝導体2層構造 / エリアシュベルグ方程式 / d波超伝導体 |
研究成果の概要 |
ナノサイズの超伝導体中の渦糸格子の融解現象を、分子動力学法によって解析し、温度上昇とともに、渦糸の位置の広がりが急激に増加する温度領域があることを明らかにした。s波とd波の超伝導体の複合体において、半整数量子磁束の発生を阻害要因としての双晶境界が、半整数量子磁束の他に分数磁束を生み出すことを明らかにした。超伝導体/カイラル磁性体の2層構造において、磁束の分布が交互に磁束、半磁束が並ぶ構造が安定になることをしめした。ナノサイズの超伝導体の転移温度がサイズの減少とともに振動しながら増加することを、電子の離散的なエネルギー準位から説明し、不純物散乱によって、転移温度が段階的に減少することを示した。
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