研究課題/領域番号 |
26400380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
柳澤 孝 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 上級主任研究員 (90344217)
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研究分担者 |
長谷 泉 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 主任研究員 (00357774)
伊豫 彰 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 上級主任研究員 (50356523)
竹下 直 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 主任研究員 (60292760)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 強相関係 / 高温超伝導 / 多体波動関数 / モンテカルロ法 / 超伝導機構 / 反強磁性 / 強相関スピンゆらぎ / クロスオーバー / 強相関系 / 弱強相関クロスオーバー / 強相関スピン揺らぎ / クロスオーバー特異性 / 高温超伝導機構 / 強相関電子系 / スピンゆらぎ / 電荷ゆらぎ / 価数スキップゆらぎ / d-pモデル / ハバードモデル / 電子相関機構 / クーロン相互作用 / 価数スキップ機構 / 新超伝導体のデザイン |
研究成果の概要 |
高温超伝導の機構を、電子相関モデルに基づいて研究した。高温超伝導体は電子間に強い相互作用が働き、電子相関が強い系である。この系に対する波動関数を最適化し、世界的に見て最良の波動関数を得ることに成功した。この波動関数に基づいて電子状態を調べた。その結果、弱相関領域から強相関領域へのクロスオーバーが起こり、そのクロスオーバーにおいて反強磁性相関を壊す強いゆらぎが生じることが明らかになった。この強相関ゆらぎにより超伝導が引き起こされ、高温超伝導を可能にすることが明らかになった。
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