研究課題/領域番号 |
26400398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
渕崎 員弘 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (10243883)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ポリアモルフィズム / ヨウ化錫 / 水 / 第二臨界点 / 相転移 / ヨウ化ゲルマニウム |
研究成果の概要 |
近年、水の有する数々の熱力学的異常性が低密度水相-高密度水相境界線の端点、第二臨界点、の存在に由来するという見方に急速に収束した。しかしながら、この「臨界点シナリオ」の大前提である臨界点はおろか、低密度水も高密度水も実際に観測できない。報告者は自身の理論予測に基づき、液体ヨウ化錫の高圧下での放射光X線その場吸収実験によって世界で初めて第二臨界点の存在を示した。また、その存在を間接的に示す、密度極大領域の存在も示した。
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