研究課題/領域番号 |
26400411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
高野 健一 豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00197112)
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研究分担者 |
佐野 和博 三重大学, 工学研究科, 教授 (40201537)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | モット絶縁体 / ホールとスピンの束縛状態 / t-Jモデル / ホール・スピン束縛状態 / t-J模型 / 長岡強磁性 / ホールの運動 / 強相関 / 量子リング |
研究成果の概要 |
モット絶縁体に電子受容体をドープして,電子を取り除くと,電子バンドの占有率1/2からずれた分がホールとして運動する.このホールは,周囲の電子スピンと強い磁気的な相関を持ちながら運動する.数値的な解析によって,1つのホールは周囲のスピンと束縛してS=1, 2, 3, ... の複合粒子を形成することを明確にした.どの複合粒子ができるかは,ハミルトニアンに含まれるパラメータによる.S=1の複合粒子は,2つあってもそれぞれほぼ独立に運動するが,Sが2以上の複合粒子は融合して強磁性領域になってしまうことがわかった.また,有限密度のホールがある場合の相図を数値的に求めた.
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