研究課題
基盤研究(C)
本研究の目標は、散逸とポンプのある量子系である励起子ポラリトン超流動体において、散逸構造などの散逸系特有の現象を見出すことであった。研究の結果、局所的にポンプされた系において、ポラリトン超流動体が回転対称性を破った独特の構造を獲得することが見出された。興味深いことに、この状態は自発的に回転運動を行う。これは自励振動の一種と考えることができる。さらにこの状態が複数個近接して存在する場合、回転運動が互いに同期することがわかった。これら自励回転や同期現象は散逸系特有の現象であると言える。加えて、原子気体ボース・アインシュタイン凝縮体における量子渦等の様々な構造に関して研究成果を得た。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 6件、 査読あり 20件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 17件) 学会発表 (27件) (うち国際学会 5件、 招待講演 1件)
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