研究課題/領域番号 |
26400416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
渡辺 信一 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (60210902)
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研究分担者 |
中川 賢一 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 教授 (90217670)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 極低温原子波束 / photoconductivity / ホールダイナミクス / フェルミ原子系 / リドベルグ原子 / 量子シミュレーション / 量子多体系 / 量子もつれ / 光格子とトラップ場 |
研究成果の概要 |
理論研究では、放物型トラッブ中のポテンシャル最小値近傍に捕獲された冷却原子が、光格子の振幅変調の影響下で如何に振る舞うかを調べた。ハンブルグ大学で実施された実験との詳しい比較をして、実験におけるホール状態の減衰は、数値計算よりも急速に起こることが分かった。完全に孤立した格子システムでは、ホールダイナミクスが、非常に長いコヒーレンス時間を有することを見出した。 実験研究では、マイクロ光トラップアレー中のレーザー冷却Rb原子を用いて量子多体系の量子シミュレーションを実現することを目指した。最大4個の原子間で量子もつれ状態を作る事ができ、量子スピン系のシミュレーションを実現する見通しが立った。
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