研究課題/領域番号 |
26400423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
保坂 一元 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 研究グループ長 (50462859)
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研究分担者 |
稲場 肇 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 研究グループ長 (70356492)
大久保 章 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 主任研究員 (30635800)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 光周波数標準 / 狭線幅レーザー / 低熱膨張セラミック / 光共振器 / 熱雑音 / 周波数安定化レーザー / 光時計 / 周波数安定度 / セラミック / 光格子時計 |
研究成果の概要 |
本研究では、これまでにない短期周波数安定度を持つレーザーを開発するにあたり、周波数安定度に限界を与える光共振器の熱雑音を低減させる事を目指した。光共振器のスペーサー材料として、超低熱膨張セラミックに注目し研究を進めた。しかしながら、60 cm以上の共振器長を持つ大型の超低熱膨張セラミック製光共振器スペーサーの作製において、仕様を満たす性能を保証することが技術的に難しい事が分かった。このため、高反射ミラーの反射膜の機械的Q値をあげて、熱雑音を低減する手法を採用し、これに向けた準備を進めた。反射膜に半導体薄膜を使用することで、熱雑音による周波数安定度の限界を1/10に低減できることが分かった。
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