研究課題/領域番号 |
26400445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 尚之 東京大学, 地震研究所, 教授 (60224523)
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研究分担者 |
勝俣 啓 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (10261281)
川村 光 大阪大学, 理学研究科, 教授 (30153018)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 地震活動 / 摩擦 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
地震発生の複雑さの原因を理解するために,バネ-ブロックモデルと連続体モデルを用いて地震活動の数値シミュレーションを行った.速度・状態依存摩擦則を仮定することにより,バネ-ブロックモデルでも破壊核形成過程や様々な非地震性すべり過程が再現できることを確認した.また,連続体モデルでは,少数のアスペリティの相互作用により,地震発生サイクルが非周期的になるなど複雑な地震活動が再現されることがわかった.地震活動の解析では,速度・状態依存摩擦則を用いたモデルから期待される,先行的な非地震性すべりにより説明可能な地震活動の静穏化が世界中の多くの巨大地震に対して見つかった.
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