研究課題/領域番号 |
26400474
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 名古屋大学 (2015-2017) 独立行政法人海洋研究開発機構 (2014) |
研究代表者 |
相木 秀則 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (60358752)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 群速度ベクトル / 熱帯ー亜熱帯相互作用 / 波動エネルギー循環 / 気候変動 / 大気海洋波動 / エネルギー追跡 / 熱帯中緯度相互作用 / テレコネクション / シースプレー観測 / 波と平均流相互作用 / ロスビー波 / エネルギーフラックス / 風波 / 波飛沫 / 運動量フラックス(風応力) / 運動量フラックス / 重み付け平均理論 / Lagrange平均理論 |
研究成果の概要 |
従来の大気海洋力学の理論では,中緯度と赤道域の力学を連続的に接続できないという問題があった.このため,波動エネルギーのライフサイクルを熱帯から中緯度まで追跡することができなかった.本研究では,モデル解析による群速度ベクトルの同定方法について,緯度帯に関するシームレス機能と波動の種類(Rossby波,慣性重力波,Kelvin波など)に関するオートフォーカス機能を共に有する診断式の導出に成功した.これによって気候変動メカニズムに関与する波動エネルギーの生成・循環・消散過程を,群速度ベクトルという意味づけを持って,どの種類の波動にも共通の尺度で世界地図上で追跡できるようになった.
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