研究課題/領域番号 |
26400475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
那須野 智江 国立研究開発法人海洋研究開発機構, シームレス環境予測研究分野, 主任研究員 (20358766)
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連携研究者 |
山田 広幸 琉球大学, 理学部, 准教授 (30421879)
沢田 雅洋 気象庁気象研究所, 台風研究部, 研究官 (90466524)
久保田 尚之 東京大学, 大気海洋研究所, 特任研究員 (40359211)
中野 満寿男 国立研究開発法人海洋研究開発機構, ビッグデータ活用予測プロジェクトチーム, 特任技術研究員 (40713954)
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研究協力者 |
菊地 一佳 国際太平洋研究センター, Assistant Researcher
Li Tim ハワイ大学, 国際太平洋研究センター, 教授
Wang Yuqing ハワイ大学, 国際太平洋研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 台風発生過程 / 西太平洋 / アジアモンスーン / 季節内振動 / 全球非静力学モデル |
研究成果の概要 |
西太平洋における台風の発達過程には、アジアモンスーンや季節内振動といった大規模な変動(数千km)から、台風の中心核を形成する目の壁雲(数十km)まで、様々な時空間スケールの変動現象が関与する。本研究では、2008年6月の台風事例を主な対象に、全球非静力学モデルを用いた高解像度の数値実験を行い、台風の発生過程における大規模場の変動の役割に注目した解析を行った。その結果、夏季西太平洋モンスーンと季節内振動の重なりに伴う大規模な下層の渦度が、潜熱放出を通して深まることが、台風初期渦の中心付近での組織的な潜熱放出を促進し、直立した深い中心核構造の形成をもたらしたことが分かった。
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